高知県議会 2005-12-09 12月09日-02号
一方、これまでには県関係での不祥事の発生、知事選挙資金疑惑にかかわる県議会の辞職勧告決議を受けての出直し選挙など、知事職になりましてからひとときの休みもなかったのではないかと思います。しかしながら、いろいろな難問に知事といたしまして信念を持って毅然と立ち向かい解決し、県民から大きな支持を受けられました政治手腕には敬意を表するところでございます。
一方、これまでには県関係での不祥事の発生、知事選挙資金疑惑にかかわる県議会の辞職勧告決議を受けての出直し選挙など、知事職になりましてからひとときの休みもなかったのではないかと思います。しかしながら、いろいろな難問に知事といたしまして信念を持って毅然と立ち向かい解決し、県民から大きな支持を受けられました政治手腕には敬意を表するところでございます。
また、今回の選挙は選挙資金疑惑にかかわる一連の中で行われました。どのような背景や意図がありましょうとも、政治にかかわる者として、長年にわたる多くの実績があっても、その実績とはなかなか相殺できない、みずからの心に問いかける政治倫理、政治道徳が根底に存在する重い課題であります。
さて、知事が去る10月8日に突然辞任されましたが、そこに至った直接の理由は100条委員会で指摘された平成3年の選挙資金疑惑だと考えられます。今回の選挙の大きな争点の一つには、この疑惑を県民がどう受けとめているかを問うことにありました。
であるにもかかわらず、この100条委員会の最終報告からわずか3年足らずで、今回の坂本ダム工事に端を発した知事の選挙資金疑惑に絡む100条委員会が再び設置されるという、県政史上極めて異例な事態を招いたのであります。
特に今回の選挙資金疑惑の問題に至っては、県民から「もう、ええかげんにしてや」の声多しでございます。虚心坦懐、こうした不毛の混乱のない、信義の持てる県政運営を望むばかりであります。庭先になりますが、あす10月1日、本川村、吾北村、伊野町が合併し、新生「いの町」が誕生します。どうか議員の皆さん、執行部の皆さん、この新生「いの町」に今後とも御指導、御協力をよろしくお願いします。
いわゆる笠メモにより明らかになった坂本ダム本体工事の落札企業等からの裏資金が、入札前の平成3年に行われた知事選挙で初当選した橋本大二郎知事の選挙資金に充てられたとする選挙資金疑惑を調査することができるのかであります。
4期目の知事選挙を控えた平成15年9月定例会本会議において、ある議員から橋本知事に対し、平成3年に執行された県知事選挙での選挙資金疑惑について質問がなされました。その内容は、大手建設業者などからの多額の資金提供や後援会長からの多額の選挙資金の借り入れ、また県発注工事に絡む談合など、当時の選挙に関連した疑惑に関するものでありました。
次に、橋本知事のいわゆる選挙資金疑惑について伺います。この問題については、現在坂本ダム等に関する調査特別委員会で調査が行われており、全容の解明については当然特別委員会の結果を待たなければなりませんが、現時点で明らかになった点に基づいて知事に質問いたします。けさほど来からの2人の質問と重複するところがあることは、御了承を願いたいと思います。
もしそうしたことが含まれていたにせよ、私としては知事の得票の目減りの原因には、県庁幹部職員による商銀事件やモード・アバンセやみ融資事件、そして池川町における女性犯罪巻き込まれ事件、次男の強制わいせつ事件、それに選挙資金疑惑事件などにおいての政治家としてのあいまいな責任態度や倫理観の欠如が、果たしてリーダーの適性がどうだったのかという評価も含めて評価をされたものだと思うんです。
次に、10月3日の予算委員会において知事は、選挙資金疑惑に関する答弁の中で、県との間で国分川右岸の弥右衛門という字名の河川敷の問題を抱える企業経営者から、県の判断を覆すよう圧力をかけられたとの説明をしているが、これは一連の疑惑に関連することでもあるため執行部の説明を求めることといたしました。
しかし、与党から出された対応案の意見書案は、大阪府議会として、中川知事の選挙資金疑惑の真相解明をする責任を放棄し選挙制度の改変にすりかえ、真相解明を求める府民の世論に背を向けるものであります。いわんや、地方自治体の選挙での政党助成の拡充を求めるなどは、憲法に違反し、国民の思想、信条の自由を侵すものであります。 こうしたもくろみは、必ず府民世論の厳しい批判にさらされるでありましょう。